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- 2024/2/21
- WEB制作
Photoshopの生成塗りつぶしを使って遊んでみよう
- みやち
こんにちはみやちです。
昨今AIの活躍が著しい日々ですが、いかがお過ごしでしょうか。
僕は花粉症です。
web制作のお仕事をされる(されていた)方で必ず使用するソフトとしてPhotoshopが挙げられるのではないかなと思います。最新版のPhotoshopにもAIがついに導入されました。生成AI【Adobe Firefly】です。
ファイアーフライ?
ファイアーフォックス?いにしえのファイアーワークス?
いえ、Fireflyです。
このAdobe Fireflyの主な機能として
【テキストから画像生成】
テキストによる具体的な指示で画像を生成します。
【生成塗りつぶし】
ブラシを使ってオブジェクトの削除や新しいオブジェクトの描画ができます。
【テキスト効果】
テキスト自体にスタイルやテクスチャを加えます。
【生成再配色】
ベクターアートワークのカラーバリエーションを生成します。
【3Dから画像生成】
3D要素のインタラクティブな配置から画像を生成します。
【Project Stardust】
画像内のどこにでもオブジェクトを移動できます。
また試用版であったBeta版では禁止されていましたが、正規版では商用利用が可能になりました。
これで安心して生成した素材を使用できるようになったということですね。
今回はPhotoshopに搭載された「生成塗りつぶし」の機能を紹介したいと思います。
サンプル1
左端の上司、嫌いやってん。
自慢話しかしないし、すぐ怒鳴るし足が臭い。
この人さえ写ってなければなぁ・・
※フィクションです。
上司を選択して
生成塗りつぶし
空白のまま「生成」
あっという間に消えた!
生成塗りつぶしはこういった消したいものに対して抜群の効果を発揮します。
これまではスタンプツールなどでペタペタ消していたものを一瞬で背景も気にせず削除可能です。
サンプル2
このレース、オレ1位だったのに2位からしか顔写ってないじゃん!
さんざん自慢したのにこれだと疑われちゃうよぉ
たすけてphotoshop~ぅ
カンバスを広げて空白を選択
空白のまま「生成」
1位の顔もでた!
※しかし顔はAIが生成。無念。。
AIによって空白の箇所を自動生成してくれます。
が、必ずしも期待通りの結果になるとは限らないので数回繰り返したり、選択範囲を変えて試してみるのもよさそうです。
サンプル3
わたし悪徳社長なんだけどこの都市の真ん中にどかんとビル建てたいのよ。
どんな感じかみてみたいんだけど
オブジェクトを置きたいところを選択
「高層ビル」と入力し「生成」
あとね半分をもう川にしちゃって輸入、輸出バンバンしたいのよ
画面下部を選択
「河川」と入力し「生成」
なるほどこれでなんとなくイメージできたよ。はい、百万円。
広範囲の画像に対して「生成塗りつぶし」は非常に相性が良さそうです。
元々アメリカのソフトの為、日本固有のものにはまだ弱いです。
「東京タワー」や「東京ディズニーランド」などはテキストで弾かれるようです。
※なぜか「UFO」はOK。。!
周りの環境(昼とか夜とか)にも対応した上で生成するのでぱっと見は本物に近いリアルな画像が作成できます。
サンプル4
彼氏から「今何してる?全身写真送って」とのLINEが。。!
上は準備してたからいいけど下パンストのみなんでエガシラ状態!
助けてフォトショップ~
カンバスを広げて空白を選択
空白のまま「生成」
なんとかなった。。ほっ
※全身写真欲しい彼氏もどうなんだか。。
こちらも空白部分を補ってくれる効果が期待できますが、人物の手足など細かい箇所や体格まで完全に同調するのは難しいようです。どこか違和感がある画像ができやすいので繰り返し生成してみることをお勧めします。
まとめ
このように様々な加工、修正などが手軽にできるようになったPhotoshop。
作業の合間にでも試してみてはいかがでしょうか。
※AIによる生成の為、上記と必ず同じものが作成されるとは限りません。
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