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- 2024/3/1
- WEB制作
個人的にオススメなIllustratorでパスを弄れるツール5選
- さしみ
こんにちは、社内のイラレ普及実行委員長(自称)のさしみです。
イラレに使い慣れていない方がIllustratorで一番最初につまづくのが「パスの取り扱い」だと思うのですが、今回は普及の一環として、個人的にオススメなパスをいじれるツールを紹介したいと思います!
これを極めればイラレ大好きマンになること間違いなし!
おすすめツール5選
ペンツール
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言わずもがな、パスを作成したり編集したりする際には避けては通れないツールです。
ペンツールを長押しで「アンカーポイントの追加ツール」や「アンカーポイントの削除ツール」といった修正に特化したツールも表示されますが、基本的にこのペンツールさえあれば、全部できます。
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使い方は簡単で、クリックで点(アンカーポイント)を作成。
別の場所をクリックで、点と点をつないだ線が作成されます。
クリックの後にそのままドラッグすると、左右にハンドルと呼ばれるシーソーのようなものが発生し、引っ張った分だけ線が湾曲します。
途中に点を追加したい場合は、線の上でクリック。
消したい場合は、点をクリック。
直線を曲線に変えたい場合は、点の上で「Alt」キーを押しながらドラッグで可能です。
逆に、曲線を直線に変えたい場合は、同じく点の上で「Alt」キーを押しながらクリックです。
Photoshopメインで使ってる方も、細かい画像の切り抜きなどでパスツール使うことがあると思いますが、使い方は同じです。
ブラシ/塗りブラシツール
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Photoshopや他のラスターデータ(写真など)作成ツールを使ってる方におすすめなのが、このブラシツール。
マウスやペンタブレットでドラッグした通りにパスが作成できます。
ただし、絶妙な手の震えなんかもそのまま作成されるので、かっちりした形を描きたいときは、ペンツールか、矩形・円ツールなどがオススメです。
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ブラシツールには、パスの線状態を維持できるブラシツールと、アウトライン状態で線が描ける塗りのブラシツールの2種類があります。これだけだと何言ってるかわからないですね!
後からちょっとパスを調整したい、、という場合は通常のブラシツールがおすすめです。
消しゴム/ナイフツール
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パスを作ったら線の途中を消したり分割したい、というシーンももちろんあると思います。
そんなときに使えるのが消しゴムツールと、ナイフツールです。
似た機能のものにはさみツールもありますが、個人的に取り回ししやすいのが前述の2個と思っています。
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消しゴムツールは、パスの途中をドラッグすると、なぞった部分を綺麗に消してくれます。
線が途中で切れているイラストを描きたい、という時などに重宝しそうですね!
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ナイフツールは、塗りが設定されているパスの切り分けに便利です。
ケーキを切り分けるみたいに、ドラッグ部分の軌跡で切り分けられます。
線幅ツール
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線を塗りに変換せずに(非破壊で)好きな位置で強弱を付けたい…そんな要望にがっつり応えてくれるのがこの線幅ツール。
最近出た!と思っていたのですが、CS5から実装されているようで、なにげに10年以上前から使える機能です。
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使い方は簡単!線幅ツールを選んだら、パスを選択して太くしたいところで引っ張るだけ!
線を均一にしたくない、手書きっぽく見せたい人にもオススメです。
スムーズツール
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最後にご紹介するのが「スムーズツール」。
上で紹介したブラシツールや、ペンツールで描いたパスがなんか角ばってる…。
なめらかにしたい!という時に威力を発揮します。
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なめらかにしたいパスを選択したら、気になる部分をドラッグするだけ。
やりすぎると点(アンカーポイント)が増えてパスが複雑になってしまうので、角の部分などに使うのがおすすめです。
余談ですが、四角を単純に角丸にしたい、というだけであれば矩形で四角を作成したあとに出てくる四隅の点どれか1つをクリックして内側に引っ張るだけで作成することができます。
いかがでしたでしょうか?
ちょっとはパス簡単に使えそう!感出ましたか?
普段Photoshop派の皆様も、拡大縮小しても線が荒れないベクターデータ作りましょう!
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↑イラレのAI生成ツールで作成した猫ちゃん
それでは良きデザインライフを
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